真夜中は別の顔

昼間のお仕事にあらわれるお局様の理不尽さを綴りつつ、真夜中は副業の風俗嬢としての顔を持つ女が、風俗嬢の視線で書きたい事をかいていきます。

祖母と父と生命と

あまりに久々の更新ですみません。

本業が大変だったというのは良いわけだけど。
でも、風俗のお仕事も休日の出勤が頻繁にあって、さっぱり。

お客さん、いなくなったらどうしよう。
残業代があるから、お店での収入を補てんしてくれるけど。

風俗のお仕事は、お金もあるけど、その他にも私の心を満たしてくれる部分もあって。
でも、それ以上に、精神を疲弊させるのだけど(笑)

私、いろいろバランスがとれていないかも?

話はかわるけど先月末、たまりにたまった有給を消化する為に有給をとって、実家に戻ってのんびりしてきました。
母が作るご飯というのは、何故にこんなに美味しいのでしょうか。

私と父の関係は、つかず離れず、とりわけ仲が良いわけでもなく。
昔から煙草をすって、その煙が大嫌いで。

プロ野球シーズンは、7時から野球中継をかかさずみて、巨人が負けると機嫌が悪くて。
小学生になるくらいまで、本当にそんな父親がすきじゃなかった。

性別が違うのもあったのかもしれないけど、お父さんよりお母さんの方がずっと好きだった。
いまでも、お母さんの方が好きかも知れない。

そんな父親もずっと煙草をすっていたせいか、そして定年を迎えて数年、さっぱり運動もしていないせいか、いっきに老けこんで、咳き込むようになっていた。

時々医者にいくらしいが、肺気腫寸前で、血圧も高く、降圧剤を常時服用している。

母方の祖母は、父親よりも一回り以上高齢だが父親よりもずっと元気だ。
Xデーは下手したら、祖母よりも父親の方が早いかもしれない…

娘としては、とってもシュールな光景が目の前に展開されていた。
逆さを見せるのが一番の親不孝と言われ続けていて、でも実感できずに今に至る。

私は両親からのもらった命と精神を削りながら日々生活を送っている。
それは本業だったり、風俗の仕事だったり、プライベートだったり。

それでも、最大の親不孝は逆さを見せる事だという母親の言葉は胸にしみている。
そんな大事な教訓を母親からもらっておきながら、今日もストレスからお酒を飲んで自身の肝臓を攻撃している。

私は自分の大事な人の代わりに自分の寿命を差し出せるのなら、いくらでも差し出せる。
お父さん、お母さんの寿命が延びるなら、そしてそれが本人が望んでいるのなら、自分の命なんてたいした意味はないと思う。

でも、母と父はそんなこと絶対私に求めないし、逆さを見せるのは許さんという人だしね。

だけど、そんな、自分の命を投げ出しても良いと思えるような男性がいたら、いいなって。
そして、その旦那さんは、私のために、命を投げ出してくれるような人が良いかもしれない。

でも、とっても矛盾しているけど、そんな素敵な人が出てきたら、自分が先にいなくなるほうがいいな。
だって、残されたら辛すぎて、辛すぎて、楽しい想いでより、悲しい気持ちが素敵な思い出までぬり替えてしまうもの。

支離滅裂だけど、親に逆さをみせたら、両親が長年積み上げてきたすべてを台無しにするだろうから、健康に気を付けないといけないね。

結局、わけのわからない文章になったけど、老いと健康と、思うことは色々あり過ぎてというお話し。